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はじめてのプログラミングにIchigoJam

shimizu

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20160628今回は、シングルボードコンピューターである「IchigoJam」を紹介します。

最近、子供向けのプログラミング教育に関する議論が盛んになってきています。その教材としてはScratchなどのビジュアル言語が思い浮かびますが、このIchigoJamは文字ベースのUIを持ちながら「子供達が気軽にプログラミングに触れる機会を得られるように」という狙いの通り、初めて体験するPCとしてとことんシンプルな構成になっているのが特徴です。

使い方も簡単で、テレビのビデオ入力につなぎキーボードを差し電源を入れて起動すると即座にスクリーンエディターの画面になり、そのままプログラムを書いて実行することができます。80年代〜90年代初頭に人気を集めていたPC-9801やMSXを今の時代に再現したような黒い画面に、昔ながらのBASIC言語に準じた命令と関数を使ってコードを打ち込み計算をしたりゲームを作ったりする中で、基本的なプログラミング技術が身に付いていくことでしょう。オジサン世代には懐かしく、また若い人たちは新鮮な印象を受けるんじゃないかと思いますが、ただ学習用として遊ぶだけでなく、汎用入出力機能を利用したハードウェアの制御など、拡張性も備えているのが面白いところです。

実は昨年手に入れたものの、あまり手を付けられずに時が経ってしまったので、そろそろ何か始めたいと思っており、今後色々な活用方法を紹介していきたいと考えております。

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