イベントレポート
CODE BLUEに参加してきました
Shoma Suzuki
今回で3度目の開催となったこのカンファレンス、当日までの登録料は32,400~43,200円(申し込む時期によって3段階で料金が異なる)ですが、 日本だけでなく海外10ヵ国以上の方を含め600名を超える人数が参加しました。
CODE BLUEの参加の経緯を挙げますと、Eyes,JAPAN社長である山寺さんからCODE BLUE学生スタッフとして参加してみないかと直接お誘いを含めカンファレンスの概要を教えていただきCODE BLUEのことを知りました。その後、実際に自分の目で詳細な情報を調べて規模が大きく凄いカンファレンスであるということをはっきりと実感し意思を固めて参加するということになりました。
学生スタッフとして参加ということでシフト制になっているお仕事を行いますが、自分のお仕事の時間外はスタッフとしての自覚を持ちつつ、講演を聴くことができます。しかし、この学生スタッフの参加には応募する際は抽選となってしまうのですが、Eyes,JAPANの学生アルバイトである自分は山寺さんのお声がけで参加することができました。CODE BLUE関係者の方並びに山寺さん本当にありがとうございました。
さて、CODE BLUEの趣旨であるセキュリティが主な講演の内容となっていまして、今回は医療機器におけるセキュリティが欠けているということについてやFirefoxの脆弱性、MS officeにおけるバックドアについてなど様々な分野について計29名のスピーカーにより紹介されていました。どの講演の内容もとても濃く、真摯な場となっていました。スピーカーの中でも自分と同じ年齢であるのにも関わらず、iOSマルウェアについて講演を行っている方がいたり、僕よりも年下のDEFCONファイナリストになった方が講演されていて、素直に驚いていました。率直な感想を申しますとセキュリティに関する知識が少なかったり初のカンファレンス参加によって内容が少し難しく感じてしまいました。ただし、果たして全くの無意味かと言えるかというとそういう訳でなく、大変有意義であったと思います。難しいと感じていてもそれに立ち向かう姿勢でいるのは大切でこれからの勉強や意識に繋がると思います。しかし、情報量の多さに何度も勉強不足を痛感させられることになったのは言うまでもありません・・・。
また、CODE BLUEの魅力は講演だけではありませんでした。それは2日目の全講演終了後に行われたネットワーキングパーティです。ここではCODE BLUE関係者の方やスピーカー、ゲストの方との交流ができる機会になっていまして、普段とてもお会いして話をするのが難しいような方と直接対談することができました。僕が話した皆さんはとても真剣に対応してくださって貴重な話をいただきました。ここで、少し困ったことを皆さんにも共有したいです。それは、自分のアピールポイントを強く前に出していくのが難しかったということです。今回のような素晴らしい場でいられること自体だけでもすごく有り難いことなのですが、お話しさせていただいた方々とこれからの繋がりを持つためにはやはり、自分を知ってもらうことから始まります。なので、自分のアピールポイントを確認して紹介していくことは当たり前のようでとても大切であると感じました。
少し余談といいますかCODE BLUEの講演とは離れた話にはなってしまうのですが、スタッフとして参加した感想も挙げさせて頂きます。CODE BLUEの学生スタッフの募集は前述の通り限られた人数しか参加することができず、同じ学生とは思えない程マインドがしっかりしている方々が多くいました。多くのカンファレンスに参加している方がいたり、準備や講演中でのトラブルに迅速に対応したり、多くの事柄に対してフィードバックを入れていたりととても感銘を受けました。ただの友達作りとしてではなく、強く意識を保っていけるような社会的な経験であるようにこれからも勉強を続けていきたいと思います。
以上が今回のCODE BLUEに参加させていただいた経験と感想となります。CODE BLUEの関係者の皆さんと山寺さんはじめEyes,JAPANのスタッフの皆さんのお陰で充実したカンファレンスとなったと考えています。本当にありがとうございました!