この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
SE・プログラマにとって、「数学」は欠くことのできない基礎教養です。
(世間・業界の一般的な認識は、そうでもないようですが。)
「美しさ」は、設計・実装の良し悪しを見定める非常によい基準となります。
優れたシステムは、外観だけでなくその内部のロジックもきちんと整合しているものです。
そしてまた、「そうした論理の美しさが分かるかどうか」が、SE・プログラマの良し悪しを見分ける基準にもなります。
For system engineers and programmers, “mathematics” is a fundamental literacy. (Although it is not recognized like that generally.)
“Beauty” is a good criterion of system design and implementation. An excellent system is beautiful at not only the appearance, but also its internal logic.
What is more, being able to sense the beauty or not is one the most important criteria to distinguish good system engineers and programmers and the others.
……英訳も付けると分量 (文量) が水増しできていいですね。
担当: 成田
プログラマーの美意識と
エンドユーザーの使用感は
必ずしも一致しないようです
また直近では
今般の「みずほ」と「東証」の件しかり
世間を騒がせている構造設計プログラムしかり
尤も後者は誰かが逆アセしたパッチものでしょうが(^^ゞ
>成田さん
気を悪くなされないでくださいネ
話の腰を折るのが決して本意ではないです
雑多な意味で、誤解を恐れずに申せば、
シンプルで小さなプログラムが美しいと思
います。スパデッティ状でかつデカイのは
誰でも作れますんで(^^;
天才数学者と出身地の関係を調べていたら、ココにたどり着きました。以前SEを職にしていた頃、ほれぼれするようなアセンブラのソースに何度も出くわしました。それはそれは美しい作品でした。おっしゃるとおり、論理的美しさは必ず優れたシステムにつながるものです。
調べていた本題の天才数学者は、美しい自然環境と美しい信仰心が存在する土地から生まれる傾向があるようです。
美しいロジックを作成する人も、美しい自然環境や信仰心が由来しているかも知れませんね。
yumeguri 様:
> プログラマーの美意識とエンドユーザーの使用感は必ずしも一致しない
これは、まったくご指摘の通りだと思います。
システム開発に携わる者が肝に銘じておかなければならないことです。
一方で、「エンドユーザの要求を如何に端的なロジックとして表現するか」
というのもまた、技術者の腕の見せ所です。
えか様:
コードの「美しさ」を測る基準はいくつかありますが、主には「一般性」「対象性」「独立性」でしょうか。
これは、数学的な理論のそれに共通する部分が多く見られます。
美しいロジックと環境の関係については、具体的に何とも言えませんが、
ある環境に置かれたとき、「そこに何を見るか」にエンジニアとしての素養が現れるような気はします。