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F1の魅力

Yamada Masaki

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こんにちは
今日はF1の魅力について書いていこうと思います。

僕がモータースポーツを好きになったのは同級生にF1ドライバーを目指してる人がいてその人のレースを見に行ったり話を聞いたりしたのがきっかけです。

どんなところが魅了かというと、まずスピード。
F1クラスになるとレース中に記録した最高速度で時速300km後半は出ます。さらに、5秒以内に停止状態から時速160kmまで、そして再び停止状態に戻ることができるそうです。
次に、マシンの形状。
単にスピードを出すためだけではなく、コーナリングや単にスピードを出すためではなくて、コースを回る速さを求めるために作られたボディはすごく魅力的です。
F1のマシンはとても壊れやすく少しの衝撃で壊れてしまうのですが、何故そういった設計なのかというと、F1は予選、フリー走行、決勝の順番で行われるのですが、2015年シーズンは1人あたり年間4基しか使えないので(F1は毎年色々規定が変わっていて、ずっと昔はそういった規定もありませんでした)、年間で20レースほどある今では4、5レースで1基のエンジンを使い切るような設計になっており、ギリギリそれだけ走れるように作って最小限の耐久性をもちつつ、その状況の中で最高の速さを出せる車を作り出してるわけです。さらに重量も2015年シーズンは最低重量701kgと定められているのですが、できるだけそれをクリアしつつ重くならないように作られています。
そして最後に、一番僕は魅力だと思う点はドライバーそのものです。
よくF1は様々な技術の結晶で、いいマシンに乗ればF1ドライバーになれる人間なら誰が乗ってもいい成績を残せるのでは?という疑問を持つ人もいるのですが、僕は全くそんなことないと思っています。
フリー走行ではコース、天気、マシンの状態を見ながら、エンジニア達と話し合いながら細かいセッティングをしていきます。
ドライバー達は平均時速200km超という中で、車内はサウナのような暑さで1レースで4,5リットルもの水分が失われ平均心拍数は180程度にもなり体に最大5Gの負荷がかかる状態で1台でも多く抜こうと少しのミスも許されなく事故を起こせば最悪死に至るという状況極限状態で最大2時間も走り続けます。これがどれだけのことなのか想像もつきません。
技術面で言えば、僕がフォーミュラカーに乗ったドライバーに直接聞いたことだと、雨の日のレースの時は、前に走っている車との距離が近い時は前の車で巻き上げている飛沫で、前が全く何も見えないらしいです。その時どうやって走行するかというと、あの速度の中コース内にある目印が自分のマシンの真横あたりに来た時一瞬だけ見えるらしいのですが、その一瞬見える目印を頼りにそろそろ曲がろうとかを考えて走るそうです。
こういったエンジニア、ドライバーの技術の結晶で成り立つF1は本当に面白いもので、テレビでは最近やらないのですが、どこかで何かしらの形で見ることがあれば、是非自分なりに魅力を見つけて楽しんで見てほしいです。
担当:山田

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